ゼロコあんとライブvol.7『キリハリキリハリ』

ゼロコあんとライブvol.7『キリハリキリハリ』

 

2019年

3月1日(金) 19:30

3月2日(土) 14:00 / 19:30

3月3日(日) 14:00 / 18:00

全5ステージ行いました。

 

<演目リスト>

・枠から

・キリハリ工作1

・シーンをキリハリ(「草野球」と「忘れ物」、「蚊」と「休憩」)

・マイムクラッシャー、パントマイム対決、パーカー、ピンポン球リズム

・三角のヤツら

・ブラインドに振り回される男

・ピンポン球遊び

・キリハリマイム 〜ある男の1日をキリハリしてみる〜

・キリハリ工作2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル通り、テーマは「切り貼り」のライブでした。

工作だけでなく、出来事や瞬間だったりを切り取って、貼り付けてみる。

そんな単純な行為から、見えてくることってなんだろう。というライブでした。

 

この前、散歩をしていると、舌打ちをしながら僕の方に向かっているおじさんがいました。

すると、そのおじさんは、僕の目の前を通り過ぎ、おじさんの目線の先を見てみると、猫がいました。

猫に向かって、舌鼓を鳴らしていました。

 

「感じの悪いおじさん」から「猫を愛でるやさしいおじさん」に変わりました。

 

前後の文脈を切り取って見てみたり、他の事を付け加えてみたりすると、事実とは違って見えることがあります。

思い込みとか、勘違いとかも、こういう所から来ているんでしょうか。

 

どうせだったら、このことをポジティブな事に使ってみたい。

そう思って色々と創作していきました。

 

「シーンをキリハリ」は僕たちが行なっている「組み合わせマイム」の類です。

でも、これまで作ったものとは少し違っていて、今回は、一方のシーンがもう一方のシーンに大きな影響を及ぼして、それぞれのシーンが乱れていく面白さを追求しました。

 

「三角のヤツら」、大好きな演目です。とだけ、書いておきます。

 

「ブラインドに振り回される男」は瞬間を切り取って、前後を結んでいく演目です。

人間の視覚がもつ、残像効果を使ったイリュージョンっぽい演目でした。

 

「キリハリマイム」は、とある男の平凡な1日をキリハリして、どうみえる?という演目でした。

当たり前なこととか、あまり盛り上がりのない事から面白さを見出していく演目でした。

角谷さんお疲れさま。

 

その他、いまやりたいことをギュギュっと詰め込んで発表しました。

『キリハリキリハリ』と向き合う日々は、目から鱗が落ちまくりで、とても刺激的でした。

一生懸命作ったものを、お客さんにしっかり受け止めてもらえた時、何事にも代え難い感覚になります。

ライブを観てくださった皆さま、誠にありがとうございました。

 

「ちょっと美味しいコーヒー飲みにいこうか。あ、ライブもついでに。」

カフェライブは、そのくらいの気持ちで足を運んでもらえたらと思います。

 

僕たちは全力で立ち向かいます。

 

濱口啓介

ゼロコ地元ツアー『ずぶ濡れの魚』

ゼロコ地元ツアー『ずぶ濡れの魚』無事に終わりました。

角谷の地元である三重・伊勢と濱口の地元である徳島でライブを行いました。

 

■徳島 O-ba’shライブ

2018年12月9日-10日(2回公演)

ゼロコ O-ba’shライブ vol.2『ずぶ濡れの魚』 @O-ba'sh cafe.

 

■伊勢 NaYA coffeeライブ

2018年12月14日-15日(3回公演)

ゼロコ NaYA coffeeライブ vol.3『ずぶ濡れの魚』 @NaYA coffee

 

 

<演目リスト>

・鏡のようなやつ

・フレーム

・この動きをご覧ください。「ペットボトルのお茶」(幕をつけてやってみる)

・この動きをご覧ください。徳島ver.「ウェイター」「山頂にて」、伊勢ver.「蚊」「休憩する人」(同時にやってみる)

・チョウチンアンコウ(どら焼き、トイレ、電池交換)

・釣り、釣られ(スリッパ魚、あんこう釣り、リベンジ)

・この動きをご覧ください。「ティー」(足を止めずにやってみる/1点を見つめながらやってみる、手を使わずにやってみる、情報をつけてみる、くっつく世界でやってみる、光をあててやってみる)

・魚と僕たち

 

 

◆徳島 O-ba'sh cafe.◆

 

 

 

 

 

 

 

◆伊勢 NaYA coffee◆

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の地元ツアーも、徳島はO-ba'sh cafe.さん、伊勢はNaYA coffeeさんにご協力していただき実現しました。

場所が違えば、お店のつくりも変わり、できることも違ってくるので、演出や内容も多かれ少なかれ変わっていきます。

劇場よりもカフェなど日常空間の方が、それがより強くでます。

 

作品としてブレてはいけない所と、柔軟に遊べる所をしっかり考えて、場に応じた改造をしていきます。

現場入りする前に、予め手段は考えていきますが、やはり現場に入ってから直接場の空気が感じることができるので、かなり改造していきます。

そんなゼロコと場所との対話が作品に深みを増したり、その場でしかできない作品になっていくのかなと思います。

 

 

今回は徳島、伊勢でのライブに『ずぶ濡れの魚』という作品を選びました。

 

「会話をする」に対して、「耳栓をつけてやってみる」とか、

「アンパンを食べる」に対して、「クリームパンだと思い込んでやってみる」とか、

早口言葉の「隣の客はよく柿食う客だ」に対して、「上下の唇を1回も触れずにやってみる」とか、

 

あたり前な事や、日常にある何気ない事を、

「◯◯してみる」と、違って見えたり、笑えたりする事があるんじゃないかと思って、

そんな気付きを調理したライブが『ずぶ濡れの魚』です。

 

今回の作品が、地元の方がどんな見方をしてくれるのか、幕が開くまでドキドキしていましたが、たくさん反応をいただけてホッとしました。

また、徳島も伊勢もはるばる遠方から観に来てくださった方もいて、とても嬉しかったです。

 

O-ba’sh cafe.の皆さん、NaYA coffeeの皆さんに加えて、道具や機材、スタッフ、パンフレット…などなど、今回も色んな部分で色んな人の力をお借りしました。この場を借りてお礼申し上げます。

表に出るのはゼロコ2人ですが、決して2人ではできません。

 

そして何より、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

今後も、僕たちの原点である地元で作品を発表していけるようにこれからも頑張ります。

 

あ、「隣の客はよく柿食う客だ」は普通に言っても唇触れないんだな…。

 

濱口啓介

ゼロコあんとライブvol.6『もう、お茶はいいや』

ゼロコあんとライブvol.6『もう、お茶はいいや』

2018年7月6日(19:00回)と7日(14:00回、18:30回)。

全3ステージ行いました。

 

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この前、友人に「お茶しよう」と誘われて喫茶店に入ったのに、友人はお茶を頼まなかった。

「お茶しよう」と言って、コーヒーやソフトドリンクを頼む人は多いらしい。

 

食事をする前に出されたお茶は無料なのに、食後のお茶は500円とな。

(当日パンフレットより)

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<演目リスト>

・お茶を知らない人と知っている人

・オープニング

・盗み飲み

・サヘホ

・紅茶(ひとりで紅茶、UFOキャッチャー紅茶、気にせず入れる紅茶)

・外でのアクト(枠と傘とお茶、1杯100円のお茶、1杯50円のお茶、Free Tea、Free Hugs)

・緑茶(ひとりで緑茶、マイムとともに緑茶、二人羽織緑茶)

・ティーバッグサーカス

・ひとりで紅茶×ひとりで緑茶

 

 

 

 

 

 

 

最初から最後まで、お茶づくしだった本ライブ。

今回も、鼻で笑われたい一心で作りました。

 

お茶は、

目立った飲み物でもなく、割と地味な存在で。

だけど、飲み物ラインナップには、だいたいいる存在。

そういった平凡っぽいものに何か潜んでいるんじゃないかと思い、つくっていきました。

 

ふとした瞬間に思いついたちょっとした事を伝えたいと思って、作品に取り掛かることが多いですが、

それが、今回いろんな手法で形になって、とても充実しました。

 

かっちりした回もあれば、お祭りみたいな回もあり、いろんな面が見られた3ステージでした。

ちなみに、一番汗をかいたのは「ティーバッグサーカス」。

 

いつも会場をアレコレ使わせていただいている珈琲家庭料理auntさん、

いつもギリギリまで無理を聞いていただき、あの手この手で力を貸してしてくださるスタッフの皆さん、

今回も大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。

 

そして、ご来場いただいた皆さま。

脚本、役者、観客は演劇の三要素と言われていて、どれか一つでもないと演劇は成立しません。

ライブも同じで、台本があって、小道具があって、演出がついて、パフォーマーがいても成立しません。

最後にお客さんが入って、初めて幕が開きます。

 

お陰さまで今回も3ステージ無事に終えることができました。

ご来場いただいた皆さま誠にありがとうございました。

 

濱口啓介